アジアの將來を決定するのは中國の民主化ではなく米國の復(fù)興だ―米メディア

Record China    2011年7月20日(水) 9時44分

拡大

13日、米國の有名な中國問題研究家、ハリー?ハーディングはこのほど、米中間に発生する問題について分析し、アジアの將來は中國の民主化ではなく、米國の復(fù)興にかかっていると説いた。寫真はワシントン。

(1 / 4 枚)

2011年7月13日、米誌ナショナル?インタレストによると、米國の有名な中國問題研究家、ハリー?ハーディングは米中間に発生する問題について分析し、アジアの將來は中國の民主化ではなく、米國の復(fù)興にかかっていると説いた。17日付で環(huán)球時報が伝えた。以下はその概要。

その他の寫真

中國が世界で抜きん出た強國になりたいと願っていることには疑いがない。しかし、中國が多元化と民主化を進めれば米中の衝突を避けられるという考え方は楽観的すぎる。確実に言えることは、米中両國は將來、お互いがライバル、引いては敵になり得るということである。単純に中國の民主化に期待すべきでなく、中國と米國及びその他のアジアの國家間で、さらに深い経済相互依存體制の形成に望みを託すべきだ。

中國経済は輸出に依存しており、その輸出は外國投資に依存している。しかし、中國経済の発展に伴い、海外の國家や企業(yè)が中國からの投資を歓迎して受け入れ、中國を含めた世界各國が相互に依存するケースが増加している。

米國やその他の國が中國で同等の投資機會を得られるならば、米國は中國からの投資を積極的に受け入れるだろう。中國が米國などの先進國で投資することは、米國で消費される中國製品が中國人ではなく米國人の手によって作られることを意味する。同時に、中國企業(yè)の米國への投資は米中関係の安定に役立つだろう。

また、中國が國際通貨基金(IMF)や世界銀行、國連などの國際的な機構(gòu)內(nèi)でその存在を拡大することや、東アジアサミットなどで努力することも引き続き歓迎したい。こうしたことは、中國の行為にある種の拘束をかけると同時に、中國政府にはその実力が世界の認可を得ていることを確信させることになるからである。

中國は現(xiàn)在、歴史上において米國がアメリカ大陸を支配したように、あるいは中國が明?清時代にアジアをコントロールしたように、アジア全體を統(tǒng)治したいと考えているかもしれない。しかし21世紀の現(xiàn)実を前にして、その実現(xiàn)は非常に難しい。アジアには現(xiàn)在、中國以外に4つの大國(ロシア、日本、インド、米國)が重要な位置を占めているからである。

アジアの未來を決定する事に関し、この中でも米國の作用が特に重要である。最終局面を決定する重要なファクターは、中國の民主化ではなく、米國の復(fù)興であると考える。(翻訳?編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜