2011年7月16日、香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは「無知を基礎(chǔ)とした建築」と題した記事を掲載し、中國の建築業(yè)界は専門的な人材が不足していると指摘した。20日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

中國では首都?北京の高級(jí)マンションでもトイレには悪臭が立ちこめ、床にはヒビが入る…有名な建築家が設(shè)計(jì)した建物でさえ問題だらけであり、そうした原因は建築と補(bǔ)修の品質(zhì)の低さにあると記事は指摘。特に內(nèi)陸部では都市化が急速に進(jìn)み、住宅やデパート、オフィスビルが次々に建てられているものの、建築業(yè)界に熟練した作業(yè)員や専門的な技術(shù)?知識(shí)を持った人材が決定的に不足していることが影響しているという。

2010年に中國で建てられた住宅は18億平方メートルにも及ぶが、清華大學(xué)の専門家は「中國の建築基準(zhǔn)は間違いなく世界で最低レベルにある」と話す。配管工や電気工事士、レンガ工は収入も社會(huì)的地位も低い。建築コストにおける人件費(fèi)の割合は、米國は55％だが中國は20?30％。低コストの人材ばかり使っていることがうかがえる。

中國には職業(yè)訓(xùn)練校が4400校あるが、政府の監(jiān)督が行き屆いていないことから、十分な教育を受けたか把握できていない。また、建築関連の育成コースを設(shè)置しても生徒が集まらない。生徒の親は「出稼ぎ労働者がすることで、自分たちの子が勉強(qiáng)する必要はない」と思っており、生徒自身も仮にコースを履修してもそうした職業(yè)に就くことは少ないという。（翻訳?編集/岡田）