2018年1月15日、中國(guó)の自メディア（新興メディア）?日本窓は、新潟県で豪雪により電車が立ち往生したトラブルへの対応を巡ってJR東日本への批判が集中する中で、ある乗客が発信したツイートによって世論が大逆転したと伝えた。

11日午後7時(shí)ごろ、信越線を走行中の4両編成の列車が積雪によって動(dòng)けなくなり、乗客430人余りが翌朝まで約15時(shí)間に渡って閉じ込められた。幸い車內(nèi)には電気が通っており、トイレも使用可能だったが、體調(diào)不良を訴える乗客もいた。列車は12日午前10時(shí)25分にようやく再始動(dòng)。300メートル前方の無人駅まで運(yùn)転し、乗客が降ろされた。

記事は「日本全體が乗客の狀況に注目するとともに、ネット上ではJR東日本の対応を批判する意見が噴出した」とし、「人海戦術(shù)で除雪を」「危機(jī)対応能力がゼロ」「國(guó)土交通省は厳しく対処せよ」などの批判が2日間にわたり飛び出したことを伝えた。JR東日本新潟支社は12日に緊急記者會(huì)見を開いて謝罪するとともに、付近に車両の入れる道がなかったことや、最寄り駅が無人駅であることから乗客の安全を考慮したと釈明した。

しかし、乗客たちの思いは違ったようだ。記事は「メディアやネット上に渦巻く批判の一方、當(dāng)時(shí)の乗客たちからは続々とJRの対応を稱賛する聲が寄せられた」と紹介した。

ある乗客がツイッターに投稿した長(zhǎng)文には「（運(yùn)転士は）応援が來るまで一人で乗客の対応をして、一人で除雪作業(yè)をしていた。みんなですればいいなんて思うが、素人が手伝ったら余計(jì)なけが人まで増えてしまう」「車內(nèi)や外を必死で駆けめぐる運(yùn)転士さんは長(zhǎng)時(shí)間とはいえ、ただ座ったり立ったり寢たりしているわれわれよりはるかに大変だっただろう」「車內(nèi)放送からは疲れが分かり、一部の方からは『頑張れ！。頑張れ！』と勵(lì)ましの聲も挙がっていた」といった當(dāng)時(shí)の狀況が記されており、その乗客は「あなた方のおかげで安心して待つことができました。本當(dāng)にありがとうございました！」とJR職員に感謝の言葉をつづっている。

また、別の乗客も駅に著いた後に「代行バスが來たとのことで改札へ。駅員さんが一人一人に頭を下げて、お水とチョコレートくれました。駅員さんも大変なのに…。泣きそう、ありがとう」とツイートしている。

そして、この投稿によってそれまでの痛烈な批判がぱたりと止み、逆に「なんでも批判から入るのは現(xiàn)代の悪習(xí)」「JRにも過失はあるが、今回の対応はベストだった」「あの狀況で乗客を降ろしても、2次災(zāi)害を増やすだけ」「JRの努力は、きっと乗客が一番分かっているのだろう」といったコメントが並ぶようになったと記事は伝えた。

最後に今回の件について、「430人の乗客の安全を守り、非難を受けると弁解せずにまず謝罪したJR。日本人の仕事に対する真剣さには、確かに敬意を覚える」と評(píng)している。（翻訳?編集/川尻）