Record China 2007年1月26日(金) 0時10分
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のどの調(diào)子が悪かった張老人が醫(yī)者のもとを訪れたところ、のどの奧に黒い生き物が張り付いているのが発見された。かなり不気味だが、喉頭がんでなくてよかったというべきか。
2007年1月25日。今から2か月ほど前、雲(yún)南省昭通市永善県に住む老人?張(ジャン)さんは悩んでいた。最近ひどく聲がかすれ、のどの調(diào)子が悪いのである。もしかしたら喉頭(こうとう)がんではないかと恐れつつ、老人は今年1月8日に雲(yún)南省腫瘍病院へ診察を受けに行った。
検査をした醫(yī)師は、老人の右の鼻介と喉頭蓋(こうとうがい)、聲帯を調(diào)べたがみな正常だった。しかし聲門の下の気管の入り口に、何やら黒っぽいものが目に入った。表面はつるつるしており、粘液のようなものに包まれている。そして不気味なことに、時おりうごめいているではないか。これは一體何だろう。
醫(yī)師はピンセットを取り出して異物をはさみ、そのやわらかく不気味なものをはぎとろうとした。謎の物體はちぢんだり伸びたりを繰り返し、うまくはさむのが難しい。2度目に挑戦すると、吸盤で張り付いていたその物體はついにのど壁から落ちた。そして張老人がせきをしたところ、黒いぐにゃりとした物が飛び出した。
これを見ていた人々はびっくりぎょうてん。なぜなら老人ののどに張り付いていたのは、黒々とした大きなヒルだったからだ。ヒルは體長7.5cm、幅1.4cm、厚さ0.5cm。頭部に円形の吸盤がついており、とても気持ち悪い。思い返せばこのヒルは、張老人の具合が悪くなった2か月前から、ずっとのどの奧に張り付いていたのだろう。ここまで大きな寄生蟲が、人の呼吸器に寄生しているのは発見されたことがないと、同病院の李(リー)醫(yī)師は話している。
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