2011年7月24日、新華網(wǎng)は中國(guó)各地で頻発する土地陥沒(méi)や建築物倒壊についてとりあげた。専門(mén)家は工事を急ぐあまりに安全性を無(wú)視した結(jié)果だと指摘している。

【その他の寫(xiě)真】

23日、広東省広州市海珠區(qū)の建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)で陥沒(méi)事故が発生。20メートルにわたり現(xiàn)場(chǎng)を囲んでいた壁や基礎(chǔ)の杭などが陥沒(méi)した。付近に住む住民100人が緊急避難する騒ぎとなった。その數(shù)日前にはハルビン市のマンションが一部倒壊。住民は避難を余儀なくされた。

なぜこれほど陥沒(méi)事故、倒壊事故が多発するのだろうか？中山大學(xué)地球環(huán)境?地球資源研究センターの周永章（ジョウ?ヨンジャン）主任は、中國(guó)の都市は多くが地盤(pán)が軟弱なデルタ地帯に建てられていること、都市計(jì)畫(huà)の不備で地質(zhì)災(zāi)害の危険が考慮できていないこと、工事の安全管理が徹底されていないこと、完成を急ぐあまり安全が無(wú)視されがちなことが背景にあると指摘する。

また、中國(guó)でも地下空間の利用が盛んになってきているが、都市計(jì)畫(huà)は相変わらず地表の條件しか考慮していない、いわば「皮膚科の醫(yī)師のようなもの」だという。地下の狀況まで考える內(nèi)科的都市計(jì)畫(huà)の導(dǎo)入が必要だと提言した。（翻訳?編集/KT）