2011年8月1日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、英デイリー?テレグラフ紙はこのほど、「中國(guó)経済の奇跡は間もなく脫線か」と題した記事を掲載し、歐米の負(fù)債が表面化しているが、中國(guó)の経済危機(jī)も早晩表面化するかもしれないと指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

23日に浙江省溫州市で発生した高速鉄道の衝突事故は、中國(guó)の鉄道分野における安全性などを軽視した虛偽に対する疑念を人々に抱かせただけでなく、中國(guó)の急速な経済成長(zhǎng)そのものの持続可能性に対しても疑いの目を向けさせるきっかけになった。ある経済學(xué)者は、高速鉄道は中國(guó)経済発展の象徴的な存在だと指摘している。

事実、高速鉄道プロジェクトはすでに中國(guó)鉄道部を破産させている。負(fù)債額は2兆元（約24兆円）近くに上り、四半期ごとに40億元（約480億円）という猛烈なペースで負(fù)債を増やし続けている。この他、プロジェクトを現(xiàn)実とするにはさらに2兆8000億元（約33兆6000億円）の資金を3年半以內(nèi)に調(diào)達(dá)する必要があるが、調(diào)達(dá)のめどが立つか記事は疑問(wèn)視している。

急速に広がる鉄道網(wǎng)の利用率が低いことも大きな懸念材料とされている。中國(guó)の成長(zhǎng)はインフラ整備を先行させているが、安全性を軽視するというあってはならないことをしていることが表面に現(xiàn)れたことで、より大きな経済危機(jī)を予兆させる狀態(tài)になっているという。（翻訳?編集/岡田）