2011年7月中旬、中國?江蘇省南京市の教育部直屬で“重點(diǎn)大學(xué)”に指定されているある大學(xué)で、女性教師が成績に不満を持った大學(xué)生から複數(shù)回の脅迫メールを送信され、教師が警察に通報(bào)する事件が起きた。2日、南方都市報(bào)（電子版）が伝えた。

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女性教師の楊華（ヤン?ホワ/仮名）さんは先月16日、學(xué)生の測(cè)量學(xué)のテストを採點(diǎn)した。その翌日午前、成績を不服とする學(xué)生から複數(shù)回にわたり、攜帯電話に脅迫メールを受け取った。その內(nèi)容は、點(diǎn)數(shù)を引き上げないと彼女の家族や息子に危害を加えるというものだった。

その日の午後、再び同一の差出人から3通のメールを受け取った。「60?75點(diǎn)だった全學(xué)生の點(diǎn)數(shù)を90點(diǎn)の「優(yōu)秀」に引き上げろ。さもなければ、お前かお前の息子に報(bào)復(fù)する」。

楊華さんはクラスの連絡(luò)簿を調(diào)べ、発信元の電話番號(hào)がの李明（リー?ミン/仮名）という男子學(xué)生のものであることを突き止めた。彼はかつて學(xué)生會(huì)の役員を務(wù)めたこともある人物だった。

しかし、出席簿を參照すると、李明は測(cè)量學(xué)の授業(yè)を頻繁にサボっていた。楊華さんは規(guī)定に従い、普段の授業(yè)態(tài)度を考慮して上から3番目のランクである「合格」の成績を與えた。彼女が受け持つ3クラス110人あまりの學(xué)生の実習(xí)成績は「良好」か「優(yōu)秀」がほとんどで、「合格」の學(xué)生はたったの3人しかいない。李明はその中の1人だった。

脅迫を受けた楊華さんは李明が在籍する學(xué)院の副院長に電話をかけたが、副院長は「考えすぎだ」と取り合わず、すぐに電話を切ってしまった。しかし、近年の中國では大學(xué)生による殺人事件も複數(shù)件報(bào)じられている。彼女は未成年の息子の安全を考え、警察に通報(bào)することにした。

その後、彼女は自らのブログで、「私は一人民、教師として、學(xué)生の成績を真実に基づき公平に評(píng)価する権利がある」と宣言した。

數(shù)日後、楊華さんは李明から6通のメールを受け取った。彼は衝動(dòng)に任せた亂暴かつ無禮な行為と思いあがった言動(dòng)を詫び、楊華さんに対し、彼女とその家族には一切の危害を與えないこと、新學(xué)期に直接謝罪することを約束した。記者の質(zhì)問に対し、李明は一連のメールを送ったことを認(rèn)めたが、脅迫する意図はなかったと否定した?！缸苑证蠈g行に移すための準(zhǔn)備もしていないし、ただ、彼女をからかってやろうと思っただけだ。ちょっと冗談がすぎただけ」と語ったが、自分でも一時(shí)の衝動(dòng)にかられたことをとても後悔しているようだ。（翻訳?編集/若林亜希）