2011年8月8日、南シナ海の領(lǐng)有権をめぐる中國とベトナムの爭いが激化する中、中國人ブロガー?馮善智（フォン?シャンチー）氏による「ベトナムの潛水艦が南シナ海における中國空母の最大の脅威になる？」と題した記事が中國のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載された。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

ベトナムのフン?クアン?タイン國防相は4日、同國が5?6年以內(nèi)に最新鋭のキロ型潛水艦（636型）6隻を?qū)毪工毪劝k表。その理由は「ベトナム領(lǐng)土の完全性と國家の安全を守るため」であり、他國を威嚇するつもりはないと強(qiáng)調(diào)した。

だが、タイン國防相がいくら「自衛(wèi)」のためだと言っても、中國の軍事専門家の間では潛水艦は攻撃性のある武器であり、空母など大型艦に対しても十分に威嚇することができるとの見方が広がっている。

中國初の空母がここ數(shù)日、試験航行をしている。この空母の配屬先は100％、南シナ海になるはずだ。これが実現(xiàn)すれば、中國の優(yōu)勢は絶対的になる。制空権も制海権も中國がしっかりと掌握することになるだろう。

その時、東南アジア各國は南シナ海における利益を守るため、中國初の空母の戦力がどうであれ、対抗策を打ち出さなければならなくなる。今回、ベトナムが潛水艦の導(dǎo)入を高らかに宣言したのも、中國初の空母に対抗するためであることは間違いない。

中國初の空母は舊ソ連の「ワリャーグ」を改造した中古品だ。だが、採用されたのは蒸気タービンで、常に燃料補(bǔ)給をしなければならず、航続時間は短い。しかも、空母艦載機(jī)はスキージャンプ式飛行甲板を採用しており、大型のレーダー哨戒機(jī)や給油機(jī)は離発著できない。

これに加え、中國の空母技術(shù)には大きな欠陥があるため、「ワリャーグ」の作戦能力は他の空母と比べ、格段に低い。これが南シナ海に配屬されれば、東南アジア各國に大きな戦略的抑止を及ぼすかもしれないが、ベトナムやフィリピンなどの行動までは阻止できないだろう。（翻訳?編集/NN）