2011年8月5日、ロシア紙ガゼッタは記事「ロシア石油パイプライン企業(yè)、中國(guó)に最後通牒」を掲載した。9日、新華網(wǎng)が伝えた。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

中國(guó)は2009年、露パイプライン企業(yè)トランスネフチに100億ドル（約7690億円）、露石油企業(yè)ロスネフチに150億ドル（約1兆1500億円）を融資した。條件は今後20年間、年1500萬トンの石油の供給を受けることだった。

しかし、トランスネフチは中國(guó)側(cè)が未払いのパイプライン利用料金を払わなければ契約を破棄するとの「最後通牒」を突きつけた。ロシアと中國(guó)は、料金算定の基礎(chǔ)となるパイプライン利用長(zhǎng)（全長(zhǎng)のうちの中國(guó)側(cè)が利用している距離）をめぐって対立している。

ロシア側(cè)はパイプライン全線分の利用料金を払うよう要求。中國(guó)側(cè)はパイプラインの途中地點(diǎn)で中國(guó)側(cè)に供給されているので、その部分までしか払えないと主張してきた。中國(guó)側(cè)は自身の主張に基づいて料金を支払っており、ロシア側(cè)は未払い分があると追加の支払いを求めている。

今回、「最後通牒」という強(qiáng)硬姿勢(shì)が示されたが、ロシア側(cè)のブラフだと専門家は見ている。あるロシアのアナリストは「ロシアと中國(guó)はまだ天然ガス供給契約を交わしていない。巨額の取引となる天然ガスの契約を交わす前に、石油供給契約を反故にすることは考えがたい」とコメントした。（翻訳?編集/KT）