2011年8月10日、中國(guó)北京市の故宮博物院で今度は職員がガイドと結(jié)託し、観光客から集めたチケット代を勝手に山分けしていたことが分かった。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

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“山分け”が頻繁に行われていたのは2009年頃。観光客を引き連れたガイドがチケットの提示なしで入場(chǎng)できるように職員が便宜を図り、後でガイドが観光客から集めたチケット代を勝手に山分けしていた。さらに、この不正を指摘した通報(bào)者に博物院側(cè)が口止め料として10萬元（約119萬円）を支払っていたことも発覚、改めて隠ぺい體質(zhì)が問題視されている。

同院では5月以降、職員による展示品の竊盜、超高級(jí)會(huì)員制クラブの運(yùn)営疑惑、國(guó)寶級(jí)文化財(cái)の破損事件の隠ぺいなど、不祥事が次々と明るみになっている。今回指摘された問題について、今のところ同院からは何のコメントも出されていない。（翻訳?編集/岡田）