＜中華経済＞過積載の取締り強化で大型トラックの売上減少、減少幅も拡大

2011年8月9日までに商用汽車新聞がまとめたデータによれば、7月のトレーラーを含む大型トラックの販売臺數(shù)は、前年同期比31．8％減の4萬7900臺だった。1?6月の累計販売臺數(shù)は同7％減だったが、1?7月は同9．6％減の59萬1300臺で減少幅が拡大している。中國の各メディアが伝えた。

7月単月のメーカー別販売臺數(shù)は、東風(fēng)が中型トラック6000臺を含む1萬6000臺、一汽が中型トラック6800臺を含む1萬2000臺、重汽が7500臺、歐曼が中型トラック296臺を含む5896臺、陝汽が中型トラック100臺を含む5400臺、江淮が格爾発2232臺を含む4000臺、北奔が1900臺、紅巖が1240臺だった。

大型トラックのセールスが激減した原因は、當(dāng)局が過積載の取締りを強化したためとみられる。國內(nèi)のトラック需要は中型トラックに集中しており、北奔と格爾発を扱うある販売店の擔(dān)當(dāng)者は、「6月の販売臺數(shù)は100臺を超えたが、7月は北奔がやっと60臺。大型の格爾発は30臺も売れなかった」と明かす。

その一方で、大型トラックは輸出に活路を見出している。重汽は今年上半期だけで前年の総輸出臺數(shù)を超える1萬臺以上を輸出しており、成長率は前年比20?30％増と好調(diào)だ。

また重汽は輸出だけに頼らず、軽トラックや中型トラックの品質(zhì)改善と手厚いサービスによる販売促進戦略を進める。陝汽もサービスステーションを年內(nèi)に1000カ所まで増やし、顧客の利便性をアピールしてセールスにつなげる計畫だ。華菱はローンを扱う金融サービス會社を立ち上げ売上促進を狙うとしている。（翻訳?編集/JX）