2011年8月10日、中國広東省のニュースサイト?南方網(wǎng)は中國鉄道部の內(nèi)部事情を知る人物の話として、中國の高速鉄道が安全性確保のため、9月ごろから全面的に減速する決定が間もなく下されると報(bào)じた。

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それによると、中國鉄道部は北京?上海間、天津?北京間、上海?杭州間の3路線以外の高速鉄道や旅客路線について、すべての最高時(shí)速を減速させる決定を間もなく下すという。具體的には、車両の種類によって異なるが、例えば鄭州?西安間は現(xiàn)行の最高時(shí)速300キロを250キロに落とすことになる。

この路線で採用されている車両はCRH2C型。川崎重工の新幹線技術(shù)を?qū)毪筏郡猡韦坤?、匿名希望の鉄道専門家は、この型は導(dǎo)入當(dāng)初から時(shí)速220キロまでという設(shè)定で、最高でも250キロが限度だったはずだと指摘する。メーカーの中國南車は時(shí)速300キロまで可能としているが、この話が事実なら最初から危険な狀態(tài)で営業(yè)していたことになる。

今年2月に鉄道部長に就任した盛光祖（ション?グアンズー）部長が最初に著手したのは安全性の確保。高速鉄道を減速させ安全性を高めようとしたが、鉄道部內(nèi)部では反発も起きていた。

また、中國政府は先月23日に浙江省溫州で起きた高速鉄道事故を受け、事故調(diào)査グループのほかに専門の鉄道安全評価グループも設(shè)置。8月中旬から、中國全土を走る鉄道の安全性に関する調(diào)査を始める。

中國の鉄道は1997年から、規(guī)模も速さも飛躍的な成長を続けてきた。減速措置はこれに逆行する形で、初めての「曲がり角」になるといえる。（翻訳?編集/NN）