2011年8月10日、中國(guó)誌?南方週末の解説員、李鉄（リー?ティエ）氏が「中國(guó)製造業(yè)は臨界點(diǎn)に達(dá)した？」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

富士康科技集団の郭臺(tái)銘（グオ?タイミン）董事長(zhǎng)が先月29日、工場(chǎng)で稼働しているロボットを現(xiàn)在の1萬(wàn)臺(tái)から來(lái)年は30萬(wàn)臺(tái)、3年後には100萬(wàn)臺(tái)に増やす計(jì)畫を発表した。いずれも作業(yè)員の代わりに単純作業(yè)に従事させるという。

これで人件費(fèi)の高騰問(wèn)題が解決するかどうかは、まだ分からない。だが、投資家たちはあまり良く思っていないようだ。富士康國(guó)際の株価は依然として低迷しており、最近はここ1年でも最低水準(zhǔn)に陥っている。富士康にとっては苦肉の策なのだろうが、ロボットを使うということは、中國(guó)の製造業(yè)の強(qiáng)みはどこにいってしまうのか？

「メイド?イン?チャイナ」の筆頭ともいえる富士康の苦境が示す通り、中國(guó)の製造業(yè)は今年、非常に厳しい狀態(tài)に陥っている。だが、金融危機(jī)の真っ只中にあった3年前ではなく、なぜ今の時(shí)期なのか？當(dāng)時(shí)、中國(guó)の製造業(yè)が直面したのは受注が激減するなど外的要因が主だった。だが、今は內(nèi)的要因が大きい。

製造業(yè)の社長(zhǎng)が今の苦境を語(yǔ)る時(shí)、必ず挙げるのが「人件費(fèi)と原材料費(fèi)の高騰」だ。ではなぜ、こうも上がり続けるのか？給與が上がれば労働者の収入も増えるが、その恩恵が労働者のポケットに十分に入ってきていないのだろう。これが十分に入るようになれば、中國(guó)経済はもう內(nèi)需の問(wèn)題で悩まなくて済む、と筆者は考える。（翻訳?編集/NN）