2011年8月11日、炭鉱の町として100年の歴史を持つ山西省孝義市は、市全體の5分の1が「採り盡くされた」?fàn)顟B(tài)だ。中國新聞社が伝えた。

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孝義市國土局の資料によると、市全體の19％にあたる180平方キロメートルが「採り盡くされた」?fàn)顟B(tài)だ。同局地環(huán)科の武欣濤（ウー?シンタオ）科長によると、同市の石炭採掘の歴史は100年に及ぶ。多くの場所で落盤や地滑りなどが発生しているが、それらはすべて炭鉱跡地。市內(nèi)にはまだ危険な個所が數(shù)多く點在しており、落盤の危険がある場所は146カ所、地滑りは6カ所に上るという。

山西省地質(zhì)環(huán)境監(jiān)測センターが作成した「山西省孝義市の地質(zhì)災(zāi)害予防規(guī)則」（規(guī)則）によると、地質(zhì)災(zāi)害は同市の市民の生命や財産を著しく脅かしており、正常な生産生活に影響を及ぼしている。特に市中心部から35km離れた西辛莊鎮(zhèn)（村）が最もひどい狀態(tài)で、地質(zhì)災(zāi)害が起こる可能性が高い危険個所は34カ所。市內(nèi)の危険個所全體の5分の1を占める。

西辛莊鎮(zhèn)の苦境は全國でも有名だ。同鎮(zhèn)は80年代初めから累計1．32トンの石炭を産出、2008年末時點の採掘跡地は8．38平方キロメートルに上った。落盤や地滑りが頻発しており、多數(shù)の家屋や交通インフラ、水利施設(shè)などが倒壊などの被害にあっている。孝義市政府の資料によると、同鎮(zhèn)の3850戸が人と家畜の飲料水が不足している狀態(tài)で、付近の住民は1トンあたり10元（約120円）で水を買って飲んでいるという。

「規(guī)則」によると、2009年に同市が地質(zhì)災(zāi)害によって被った経済的損失は約4億3500萬元（約52億円）、うち落盤によるものが96．3％を占めるという。（翻訳?編集/NN）