2011年8月15日、浙江省工商局は、高級(jí)食材として珍重される「燕窩（ツバメの巣）」のうち、最高品種の「血燕窩」に高濃度の亜硝酸塩が含まれていたと発表した。中國(guó)の各メディアが伝えた。

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同局が「血燕窩」の販売店約491カ所でサンプルを収集したところ、1キログラム當(dāng)たり平均で4400ミリグラム、最高で11000ミリグラムが検出された。最高で國(guó)家基準(zhǔn)の350倍に達(dá)したことになる。

調(diào)査対象は主にマレーシア産で、福建省アモイ市、広東省、四川省、北京市、香港の漢方薬卸商を経由し輸入されていた。

鳥インフルエンザの影響で、中國(guó)向けの「燕窩」の輸出國(guó)はシンガポール、マレーシアの2カ國(guó)となっている。大部分はマレーシア産で「燕窩」年産量は約600トン。うち9割が中國(guó)向けに輸出される。市場(chǎng)関係者によると、品質(zhì)ランクで特上品クラスの「血燕窩」と「黃燕窩」はほぼ全部が偽物。業(yè)者が低品質(zhì)の「燕窩」も亜硝酸塩を添加し、色合いを特上品に似せて作ったものという。

中國(guó)の食品法によれば、亜硝酸塩はハムなど肉類製品の発色剤、防腐剤として、少量のみ使用が許される。少量でも含有物を長(zhǎng)期に食すれば、発がんの危険性が高まる恐れがある。（翻訳?編集/JX）