2011年8月18日、環(huán)球時報によると、シンガポール紙ザ?ストレーツ?タイムズはこのほど、「中國は友人を欲している、お金だけではやっていけない」と題した記事を掲載し、中國と東南アジア諸國連合（ASEAN）諸國は関係強(qiáng)化を図っているが、経済的なつながりだけでは難しいと指摘した。

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中國の楊潔●（ヤン?ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり）外交部長は、現(xiàn)在世界経済の成長の50％はアジアに起因するものであり、中國が26％もの貢獻(xiàn)をしていると協(xié)調(diào)。5年後までに中國の輸入高は10兆ドルに達(dá)する見込みだと語った。中國が経済的な影響力をもって他國との関係を強(qiáng)化しようとしていることは明らかだが、ASEAN諸國との関係強(qiáng)化も同様で、自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）による互恵的関係を構(gòu)築しようとしている。

中國は急速な成長を続ける経済力を背景に経済関係を強(qiáng)化しようとしているが、その一方では初の空母を所有するなど軍事力を強(qiáng)化しASEAN諸國への圧力を強(qiáng)めるところとなっている。特に南シナ海をめぐって爭っている國々にとっては、南シナ海の主権を強(qiáng)硬に主張する中國との今後の関係に慎重にならざるを得ない。

ASEAN諸國の中でも南シナ海問題に関係しないミャンマーやカンボジア、ラオス、タイなどはすでに中國との関係強(qiáng)化を進(jìn)めているが、ベトナムやフィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポールは強(qiáng)硬な姿勢を続ける中國と対峙（たいじ）する必要に迫られ、一部の國は國防面で米國や日本、インドと関係を深めるなどの対応をとっている。（翻訳?編集/岡田）