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19日、新疆ウイグル自治區(qū)の一部都市では野良ネコを捕まえて草原に放ち、野ネズミ退治に効果を上げている。寫真は武漢の街中の野良貓。
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2011年8月19日、中國では各都市の発展に伴い、野良ネコや野良犬の増加が問題になっているが、新疆ウイグル自治區(qū)の一部の都市では野良ネコを捕まえて草原に放ち、野ネズミ退治に効果を上げている。新華社通信が伝えた。
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新疆ウイグル自治區(qū)野ネズミ対策指揮部によると、今春、野ネズミによって同自治區(qū)の草原が受けた被害は約541萬平方メートルで、そのうち深刻な被害を被ったのは248萬平方メートルに達(dá)した。
同自治區(qū)では、草原に繁殖する野ネズミ退治のため、これまでにも様々な対策を講じてきた。90年代以降は、野生のオオタカが野ネズミを捕獲しやすいように、草原の各ポイントに鷹用のT字狀の止まり木を設(shè)置した。その後も、タヌキを人工飼育し、草原に放ったりした。また、人海戦術(shù)による対策も講じてきた。今年は6月初旬までに、延べ1447人を投入し、毒餌242トンや捕獲器を設(shè)置した。
こうした対策に加え、同自治區(qū)ボルタラ市では、都市部で捕獲した野良ネコ100匹余りを草原に放し、野ネズミ対策を試みている。海抜1100メートルの草原に放された野良ネコたちは當(dāng)初、環(huán)境への適応や餌の確保に苦労した様子だったが、現(xiàn)在はすっかり慣れ、野ネズミ被害や野ネズミの巣が大幅に減少している。
ボルタラ市草原所の李華(リー?ホア)所長は「オオタカやタヌキによる野ネズミ対策に比べ、野良ネコによる方法はコストが押さえられるだけでなく、管理もしやすい。しかも都市部の野良ネコ対策の一助にもなる」と語る。
野良ネコの活用による効果を確信した李所長は、今後遊牧民の各家庭で野良ネコを3?4匹ずつ飼ってもらい、野ネズミ対策を拡大する方針だという。また、今回のデータをまとめて報(bào)告書を作成し、將來的には「野良ネコ活用作戦」を新疆ウイグル自治區(qū)の他の都市だけでなく、全國に拡大したいと語っている。(翻訳?編集/HA)
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