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19日、雲(yún)南省曲靖市で発生した六価クロム不法投棄事件の発覚がきっかけで、中國では水質(zhì)汚染に関する報道が盛んに。2005年から以降、重大な水質(zhì)汚染事故が15件発生しているとの報道もある。寫真は六価クロム不法投棄事件現(xiàn)場。
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2011年8月19日、中國雲(yún)南省曲靖市の六価クロム不法投棄事件は、発生から4カ月後に國內(nèi)メディアが動いたことで、ようやく當(dāng)局による正式な調(diào)査が開始された?,F(xiàn)地政府や関連部門は「珠江上流は汚染されていない」と発表。事件に対する責(zé)任の所在や今後の汚染処理に関する報告はいまだ発表されていない。南方日報(電子版)が伝えた。
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同じような事件はこれまでに何度も発生している。渤海油田での石油流出事故や福建省紫金鉱業(yè)銅山の汚水池廃液漏れ、広東省北江流域の有毒カドミウム汚染などの重大事件は記憶に新しい。2005年以降、中國では重大な水質(zhì)汚染事故が少なくとも15件発生し、うち4件は中毒患者を生み、9件は1萬人を超える住民の飲み水を危険にさらす結(jié)果となった。
國家環(huán)境保護(hù)総局の調(diào)査によると、2005年に発生した石油化學(xué)工場爆発によりベンゼンなどが流れ込んだ松花江の大型汚染事故以來、中國では平均2?3日に1件の割合で水質(zhì)汚染事故が発生。さらに監(jiān)察部の統(tǒng)計(jì)によると、ここ數(shù)年、何らかの水質(zhì)汚染事故が全國で毎年1700件以上も起きている。
前述の六価クロム不法投棄事件では、クロムを運(yùn)んだトラックの運(yùn)転手2人だけが拘留されており、ネット上には非難の聲が渦巻いている。渤海油田は2カ月間、紫金銅山は38日間にわたって事故を隠蔽してきた。「長期にわたる汚染―事故発生―隠蔽―メディアの暴露―政府へ報告―責(zé)任追及―『汚染なし』あるいは『除去済み』と発表―上層部の調(diào)査」といった図式がすでに出來上がっていると指摘する専門家もいるほどだ。(翻訳?編集/本郷)
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