2011年8月21日、中國紙?経済観察報は先月23日に起きた浙江省溫州での高速鉄道事故の影響で、北京?上海間を結(jié)ぶ「京滬高速鉄道」の利用者數(shù)が3割減り、年間100億元（約1200億円）ほどの減収になる見通しだと報じた。

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記事によると、京滬高速鉄道の事故前の1日當(dāng)たりの平均利用者數(shù)は17萬人。6月30日の開通以來、10萬人、12萬人と順調(diào)に伸び続け、最高で19萬人に達(dá)した。切符1枚當(dāng)たりの単価を二等席の555元（約6660円）で計算しても、年間の運賃収入は344億元（約4120億円）に達(dá)し、年間の黒字額も100億元（約1200億円）を下らないとみられていた。

ところが、7月23日の高速鉄道事故により、利用者數(shù)は激減。さらに、開通以來故障が頻発していた中國北車製の車両「CRH380BL」型54編成をリコールしたことにより、運行本數(shù)が1日88往復(fù)から66往復(fù)に減少してしまった。

同紙が複數(shù)の専門家から聞いた話をまとめたところによると、京滬高速鉄道の現(xiàn)在の1日當(dāng)たりの利用者數(shù)は事故前より3割ほど減った11萬人程度に落ち込んだ。これを二等席の555元で計算すると年間の運賃収入は220億元（約2630億円）、當(dāng)初の予定より100億元（約1200億）ほどの減収になる見通しだという。（翻訳?編集/NN）