2011年8月21日、42年間にわたる獨(dú)裁政権を維持してきたリビアのカダフィ政権が崩壊寸前となっている。反體制派が同日、首都トリポリでカダフィ大佐の居住區(qū)を除く首都全域を制圧。これを受けて、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)は21日夜、カダフィ政権が「終幕に向かっていることを認(rèn)識する必要がある」と述べ、同政権の即時退陣を強(qiáng)く要求した。

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これまでリビアと友好的な関係を保持し、カダフィ大佐を「中國人民の古き友人」とまで形容する向きもある中國では、このニュースに大きな衝撃が走っている。政府からの公式聲明はいまだ聞かれないが、インターネット上では多くの意見が飛び交っている。中國版ツイッターに掲載された代表的な意見は以下のようなもの。

「カダフィ大佐はいまや萬人の敵。こうして中國人民の古き友人がまた去った。つまり、われわれは海外の敵対勢力には敏感だが、友人選びについては思慮が足りないということだ。こうした悪友と同盟を結(jié)んでいたわけだから」。

「獨(dú)裁政権がついに人民の手によって倒された！その親密なる戦友と自稱していたどこぞの長期政権(＝中國政府を暗喩)も、考えるべき時期が來たようだ。國民に顔向けできないようなことをもうすべきではない、今日のカダフィの境遇、明日はわが身だぞ」。(翻訳?編集/愛玉)