2011年8月23日、中國の國営テレビ、中國中央テレビ（CCTV）の文靜（ウェン?ジン）アナウンサーがニュース番組で、渤海灣の油田流出事故に対する米企業(yè)の責(zé)任を追及している最中に突然畫面を切り替えられ、思わず中指を立てたことが話題になっている。中國人ブロガーがその背景について考察した。以下はその內(nèi)容。

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CCTVの文靜アナが先日のニュース番組で、渤海灣「蓬萊19?3」油田の漏出事故に対する米石油エネルギー企業(yè)?コノコフィリップスの責(zé)任を追及し始めたところ、突然、テレビ畫面が切り替わり、それ以上発言することができなくなった。畫面はすぐに文アナに戻されたが、畫面に映し出された彼女はちょうどイライラと不満をぶつけるかのように中指を立てていた。

この時の文アナについて、ネット上では「何かうっぷんを晴らしたかったに違いない」との意見が多くあがっているが、筆者も賛成だ。コノコフィリップス社は漏出から2カ月も経つのにいまだ原因を解明していない。それどころか、つい最近新たに9カ所の漏出が発見されたばかりだ。これにより、漁業(yè)や養(yǎng)殖業(yè)が受けた損害は10億元（約120億円）近く。生態(tài)系や水質(zhì)への影響も深刻だ。

だが、同社は賠償について固く口を閉ざしたまま。無理やり言わされた謝罪の言葉からは誠意のかけらも感じられなかった。その一方で、同社は米國での原油漏出事故では政府に400億ドルの賠償金を支払っている。これに中國人が不満を持つのは當(dāng)然だ。だが、番組はなぜ突然あのように畫面を切り替えたのか。政治性が強いCCTVのことだ。コ社の気分を害さぬよう、政府からお達しが來たのか？それともコ社と何らかの裏取引があったのだろうか？

CCTVは一體、國民のために真相を暴くつもりがあるのか？今回のことで、高速列車追突事故で事故車両を埋めたこと、そして、それを非難したCCTVの白巖松（バイ?イエンソン）アナが締め出されたことの2つの衝撃が蘇った。どうやら我々の國に真の透明性が根付くまでにはまだ相當(dāng)な時間が必要のようだ。それに一見華やかに見えるアナウンサーも、実は相當(dāng)なストレスを抱えているのだと思った。（翻訳?編集/NN）