2011年8月25日、中國浙江省で建設(shè)中の高速鉄道が、近くを走る高速道路からわずか5．8メートルしか離れていないことが分かり、物議を醸している。銭江晩報が伝えた。

【その他の寫真】

高速道路と近すぎると指摘されているのは、杭州と長沙（湖南省）を結(jié)ぶ「杭長高速鉄道」。浙江省諸曁市の區(qū)間が、近くを走る「杭金衢高速道路」と最も近いところでわずか5．8メートルしか離れていない。最も遠(yuǎn)いところでも16．5メートル。

同省道路當(dāng)局によると、「道路安全保護(hù)條例」では高速道路から30メートル以上離すことが義務(wù)付けられており、鉄道當(dāng)局には昨年11月から5回も書面で「違法行為であること」を伝えている。ところが、何の返事もなく工事は進(jìn)んでいく一方だという。

「杭長高速鉄道」は全長933．165キロメートル。諸曁市の區(qū)間は50．92キロメートルで、2013年7月1日に開通する予定となっている。道路當(dāng)局によると、「違法工事」は9カ月近くも続いており、高架線路の24本の橋腳のうち、すでに10本が完成済みだという。（翻訳?編集/NN）