2011年8月26日、このほど開かれた山東省低速電動(dòng)車試験運(yùn)用座談會(huì)で、間もなく同省が國(guó)內(nèi)初の低速電動(dòng)車の普及モデル地域として指定されることが明らかになった。中國(guó)の各メディアが伝えた。

低速電動(dòng)車とは、電動(dòng)自転車、オート三輪、小型乗用車などの四輪自動(dòng)車で、地方の小さな農(nóng)用車メーカーなどが製造している。同省経済情報(bào)化委員會(huì)の王兆春副巡視員によれば、省內(nèi)の低速電動(dòng)車の生産臺(tái)數(shù)は09年に1萬(wàn)5896臺(tái)だったが、10年は2萬(wàn)7613臺(tái)、11年上半期（1?6月）は3萬(wàn)4000臺(tái)に急増し、通年では7萬(wàn)臺(tái)を超えるとの試算もある。

同省の経済情報(bào)化委員會(huì)は10年8月、地方やメーカーの要望を元に當(dāng)局に対して低速電動(dòng)車の普及モデル地域の設(shè)置を申請(qǐng)。今年7月18日、工業(yè)情報(bào)化部は「安全性を落とさない、新たな汚染源を作らない、一般道路網(wǎng)に影響を與えない」という原則の下、使用方法の制限と規(guī)範(fàn)化を條件としてモデル地域に指定する方針を示した?，F(xiàn)在は國(guó)家発展改革委員會(huì)、公安部、環(huán)境保護(hù)部に意見を求めている段階だという。

これを受け同省は、全國(guó)で初めて低速電動(dòng)車の利用地域を制限した管理法規(guī)を発表したほか、業(yè)界初の自主的標(biāo)準(zhǔn)を制定し全國(guó)に発表している。

低速電動(dòng)車は新エネルギー車として発展が見込まれているが、車體の安全性や性能が低い上、電源に使用される鉛酸バッテリーは技術(shù)的に劣っており、環(huán)境汚染の原因になるとの指摘もある。一般道への乗り入れによる交通事故の増加も懸念されるため、一部當(dāng)局は低速電動(dòng)車産業(yè)の発展に否定的な態(tài)度を示している。（翻訳?編集/JX）