2011年8月29日、中國(guó)新聞社は日本の次期首相となる民主黨の新代表に野田佳彥財(cái)務(wù)相（54）が選出されたと報(bào)じた。

【その他の寫真】

記事は、投票前は海江田萬(wàn)里経済産業(yè)相と前原誠(chéng)司前外相が最有力候補(bǔ)と見(jiàn)られており、野田氏はダークホース的存在だったと紹介。ちょうど歐米の財(cái)政危機(jī)により円高が進(jìn)み、復(fù)興への影響が懸念されていた時(shí)期に財(cái)務(wù)相として頻繁にテレビに登場(chǎng)し、「斷固たる措置をとる」など市場(chǎng)介入も辭さない態(tài)度を見(jiàn)せ、「スゴ腕」のイメージを植え付けたことも追い風(fēng)になったと指摘した。

また、自公との連立問(wèn)題では「まずは頭を下げ、お願(yuàn)いするところから」と述べ、自民黨幹部の賛同も得ているほか、増稅実施と原発継続でも自民黨の谷垣総裁と考えが近い。菅首相は結(jié)局ゴタゴタしか殘さなかったが、後任の野田氏が大連立を?qū)g現(xiàn)させ、復(fù)興を軌道に乗せることができれば、それこそが今回の首相交代劇における最大の収穫だと記事は伝えた。

野田氏は早稲田大學(xué)政治経済學(xué)部卒業(yè)。松下政経塾の第1期生で、今回の代表選で爭(zhēng)った前原氏の先輩にあたる。そのため、前原氏は第1回目の投票で敗れると野田氏支持を表明。馬淵澄夫前國(guó)土交通相と鹿野道彥農(nóng)林水産相も野田氏を支持した。父親は陸上自衛(wèi)隊(duì)第一空挺団の隊(duì)員。尖閣諸島問(wèn)題では強(qiáng)硬姿勢(shì)を示している。（翻訳?編集/NN）