2011年8月29日までに、中國教育部は、自動車の普及に伴う交通事故の増加を受けて、スクールバスの普及と運営管理制度の整備を目的に、全國6カ所で小中學(xué)校用スクールバスの運用モデル事業(yè)を行うと発表した。中國の各メディアが伝えた。

今回モデル地域に指定されたのは、浙江省湖州市徳清県、山東省威海市、同濱州市無棣県、遼寧省本渓市桓仁県、黒竜江省鶏西市、陝西省西安市閻良區(qū)の6カ所。

今後は當(dāng)局の指導(dǎo)の下、スクールバスの管理運営モデルをまとめ、専用の運営會社を設(shè)立することで、違法なスクールバスの撲滅を目指す。さらに関係部門の責(zé)任を明確化し、車両の購入、運行、メンテナンスにかかる費用を地方財政の予算に組み入れて、運営資金を政府が保障することで、スクールバスの普及を進(jìn)める方針だ。

教育部の規(guī)定では、幼稚園、小學(xué)校、中學(xué)校のスクールバスについて、安全性を確保するためリース車両やレンタカーの使用を禁止しており、運行時には必ず教員が同乗するよう求めている。また修理前の車両や農(nóng)用車をスクールバスとして利用したり、違法営業(yè)のバスに乗車しないよう學(xué)校や保護(hù)者に通達(dá)しているが、徹底されていない。

教育部が2007年に全國の小中學(xué)校約20萬校を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査では、スクールバス保有臺數(shù)は7萬臺以上で、このうち整備不良などの理由で不合格となった車両は9000臺超だった。（翻訳?編集/JX）