野田新首相は「冷戦思考」、日中の領(lǐng)海紛爭をあおり立てる可能性も―香港メディア

Record China    2011年8月31日(水) 5時35分

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30日、誕生したばかりの野田佳彥新首相について、東海大學(xué)の葉千栄教授は「日中の領(lǐng)海紛爭をあおり立てる可能性がある」と香港のニュース番組で解説した。寫真は1日、遼寧省大連で改修中の舊ソ連製空母「ワリャーグ」。

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2011年8月30日、誕生したばかりの野田佳彥新首相(54)について、東海大學(xué)の葉千栄(よう?せんえい)教授は香港フェニックステレビ(鳳凰衛(wèi)視)の國際ニュース番組「鳳凰全球連線」で、「日中の領(lǐng)海紛爭をあおり立てる可能性がある」と解説した。

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日米関係には亀裂が入り、日中関係も疎遠(yuǎn)になっている。前任者たちが殘した「負(fù)の遺産」に野田新首相はどう立ち向かっていくのか。葉教授はまず、野田首相が松下政経塾の1期生であることが重要なポイントだとした上で、「同塾の初期の學(xué)生は強烈な『冷戦思考』の傾向が強い」と指摘。年齢が若いせいで改革派とみられているが、実は國際問題に対しては冷戦思考が際立っていると解説した。

日米関係は沖縄の米軍基地移転問題が障害となっており、野田新首相にとっては早急にこれを取り除きたいところ。葉教授は、野田政権としては早急な解決に向け、「県外移設(shè)は難しい」と沖縄県側(cè)にさらなる圧力をかける必要があるが、これと同時に世論の支持を得る手段として、「日本と中國が領(lǐng)有権を爭う海域で起こる海軍や海洋上の武裝勢力の接近もしくは演習(xí)といった偶発的な場面」をむやみにあおり立てる可能性もあるとの懸念を示した。(翻訳?編集/NN)

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