2011年8月30日、フィナンシャルタイムズ中國語版は、中國の米國資産買収に関する記事を掲載した。米中の見方は乖離し、互いに不信感を抱いているが、最終的には米國が中國のやり方に慣れなければいけないと説いている。

【その他の寫真】

2009年6月、香港の東亜銀行はカナダ業(yè)務(wù)の株式70％を中國工商銀行（ICBC）に売卻した。そして2011年1月には米國業(yè)務(wù)の株式80％をICBCに売卻すると発表した。だが、米外國投資委員會（CFIUS）が數(shù)カ月もの間、審査を続けており、最終的なゴーサインは出ていない。

國家安全にかかわる問題の場合でのみ、CFIUSの認(rèn)可が必要となるはず。中國側(cè)は「中國の投資環(huán)境のほうがまだ透明性がある」と不満をこぼし、米國は中國の買い主に敵意を抱いているのではないかとまで見ている。

調(diào)査會社ディールロジックの統(tǒng)計によると、今年の中國対米投資は9億5800萬ドル（約737億円）。國別で10位に過ぎず、事前の予想を大きく下回っている。もっとも米ドルの価値が下落するなか、中國政府も米金融資産のリスクを十分認(rèn)識しており、資産買収を推進(jìn)したいとの意図を持っている。

中國側(cè)が米國の不透明性に不満を抱くのと同じように、米國側(cè)も中國の許認(rèn)可機関はあまりに恣意的だとの不満をもっている。しかし、結(jié)局のところ、債務(wù)國の考えよりも債権國の考えのほうが重要だ。中國は今後も米國で多くの買収を?qū)g施するだろう。

米國はこの事実に慣れなければならない。どうにか生計を立てようとするものは四の五の文句は言えないはず。この道理は一市民であれ、國であれ、変わらないのだ。（翻訳?編集/KT）