Record China 2011年9月1日(木) 16時4分
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8月31日、中國メディアは日本の新首相に任命された野田佳彥氏が「『A級戦犯』は戦爭犯罪人ではない」との認識を持っていることに觸れ、中韓両國が同氏の歴史認識に高い関心を示していると報じた。寫真は中國メディアが作成した竹島問題の解説図。
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2011年8月31日、中國の華僑向け通信社「中國新聞社」は日本の新首相に任命された野田佳彥氏が「『A級戦犯』は戦爭犯罪人ではない」との認識を持っていることに觸れ、中韓両國が同氏の歴史認識に高い関心を示していると報じた。以下はその內(nèi)容。
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野田氏は日米関係の立て直しを図ると同時に、中韓両國とも安定した外交関係を構(gòu)築したいところ。だが、8月15日の終戦記念日に「『A級戦犯』は戦爭犯罪人ではない」との考えに変わりはないと発言し、両國の強い反発を受けた。民主黨新代表に就任した後の30日の會見では「ことさら歴史認識を振りかざして何か言ってきたつもりはない。しっかりと韓國も中國も含めてアジアとの関係はウィン?ウィンの関係でいきたい」と強調(diào)し、両國の反発に配慮を示したものの、今後、野田氏の訪中と李明博(イ?ミョンバク)韓國大統(tǒng)領の訪日が実現(xiàn)するかどうかに注目が集まっている。
日本メディアも中韓両國との間に存在する尖閣諸島(中國名:釣魚島)や竹島(韓國名:獨島)などの領土問題で、野田氏の外交手腕が試されるとみている。野田氏は9月下旬に米ニューヨークで開催される國連総會に出席し、オバマ米大統(tǒng)領ら各國首脳と初の會談を行いたい考え。だが、安倍晉三氏の首相就任以降、約1年に1度の頻度で5人も首相が代わっている日本政治の現(xiàn)狀に対し、米紙が「回転木馬」と揶揄するなど、各國の見方は冷ややかだ。
一方、日米関係は、菅直人氏が9月上旬に予定していた訪米が中止となり、代わりに野田氏の訪米が早期実現(xiàn)するかどうかが焦點に。懸案となっている沖縄の米軍基地移転問題については、沖縄の負擔軽減に盡力するとしているが、具體的な見通しは示されていない。野田氏はこのほか、北朝鮮の拉致問題や福島第1原発事故による風評被害の問題にも対処していかなければならない。(翻訳?編集/NN)
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