日本ドラマや韓流を超えられるか?タイドラマがブームに―中國(guó)

Record China    2011年9月5日(月) 10時(shí)8分

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18日、中國(guó)でタイのテレビドラマが韓國(guó)や日本のドラマをしのぐブームになっている。寫真は北京で行われたタイドラマの宣伝イベント。

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2011年8月18日、中國(guó)でタイのテレビドラマが韓國(guó)や日本のドラマをしのぐブームになっている。しかし、似たような內(nèi)容のものが多く、このままでは一過性のブームに終わる可能性がある。華字紙?日本新華僑報(bào)は、タイドラマに欠けているものは他のドラマに取って替わられないようなオリジナル性だと指摘した。

その他の寫真

上海のタイ総領(lǐng)事館文化局が「タイドラマの何が好きか」をインターネット調(diào)査したところ、「青い空、白い雲(yún)などの美しい風(fēng)景」「ヒーロー、ヒロインがきれい」など、“見た目”に高い評(píng)価を得た。また、あるメディアが日本、韓國(guó)、米國(guó)、タイのドラマについて人気調(diào)査を行ったところ、タイドラマが8000票以上獲得したのに対し、かつて一世を風(fēng)靡した日本や韓國(guó)ドラマはあわせて2000票にも満たなかった。

関係者は、タイドラマは韓國(guó)ドラマの緻密さや米國(guó)ドラマの客観性を?qū)Wんでいることに加え、主役の見た目の美しさ、中國(guó)人の好みに合った紆余曲折の末のハッピーエンドのストーリーなどが受けている原因だと分析する。

しかし、タイドラマにはまだ韓國(guó)ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のような中國(guó)人なら誰(shuí)でも知っている大ヒット作がない。裏を返せば、ブームが一時(shí)的なもので終わる可能性があるということだ。

あるタイ人俳優(yōu)は「タイドラマの多くは、男女間の憧れ、嫉妬、恨みなどがモチーフとなっており、女性2人が男性1人を、または男性2人が女性1人を爭(zhēng)うような人間関係が中心で、どれも似たり寄ったりになっている」と中國(guó)メディアのインタビューに答えたことがあった。

かつてヒットした韓國(guó)ドラマは、アイドルドラマだけでなく、ラブストーリー、古典、サスペンス、立身出世など、あらゆる世代をカバーできる內(nèi)容を取り揃えて成功した。しかし、中國(guó)で放送されているタイドラマは戀愛を中心としたアイドルドラマ一辺倒で、若者にしか受け入れられておらず、いずれ飽きられる可能性が高い。

韓國(guó)ドラマや日本ドラマがそれぞれの文化の特色を持った「韓國(guó)焼肉」「日本料理」だとすれば、タイドラマは、見た目は良いが特徴のない「アイスクリーム」に過ぎないかもしれない。中國(guó)のプロデューサーは「オリジナリティーこそが市場(chǎng)競(jìng)爭(zhēng)に必要な最終兵器。タイドラマにはそれが欠けている」と指摘している。(翻訳?編集/HA)

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