2011年9月2日、中國(guó)評(píng)論新聞網(wǎng)は、社説「驚くほどの波亂はなし＝日中関係改善は進(jìn)み続けている」を掲載した。

【その他の寫真】

昨年の尖閣沖中國(guó)漁船衝突事故と比べれば、東日本大震災(zāi)以來(lái)の半年間、日中関係は安定していると言えるだろう。この間の大きなトピックといえば、5月の溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相訪日、黒竜江省ハルビン市方正県の日本満州開拓団記念碑騒ぎ、日本の終戦記念日関連のニュース、日中関係世論調(diào)査の4點(diǎn)だ。

上記ニュースから日中関係の「変化したもの」と「変化しないもの」を読み取ることができる。尖閣沖中國(guó)漁船衝突事故以後の日中関係のゆっくりとした改善は変わらないトレンドだ。また両國(guó)國(guó)民が日中関係を重視していること、一方で尖閣、開拓団記念碑、靖國(guó)など民族主義を刺激するようなトピックが火種となりうる構(gòu)造も変わらない。最後に日本の衰退と中國(guó)の臺(tái)頭という実力の構(gòu)図も変化がない。

一方、変化したものは、民族主義的感情がひろがる一方で、それを踏まえつつも前向きな方向に発展させようという民意が存在することだ。中國(guó)では日本の震災(zāi)を喜ぶようなネット掲示板の書き込みに対し、批判する聲が上がった。日本でも「A級(jí)戦犯は戦爭(zhēng)犯罪者ではない」との野田新首相の発言に否定的な論調(diào)が強(qiáng)い。（翻訳?編集/KT）