2011年9月6日、中國(guó)各地で人體に有害な「亜硝酸塩」による食中毒が頻発していることから、中國(guó)衛(wèi)生部が公式サイトで注意を呼びかけている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

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それによると、今年上半期に報(bào)告された食中毒事件は「亜硝酸塩」によるものが大半を占めた。発生場(chǎng)所は工事現(xiàn)場(chǎng)の賄いや規(guī)模の小さい食堂が最も多く、集団食中毒事件に発展するケースが目立った。家庭での食中毒は、農(nóng)薬に汚染された食品や毒キノコなど毒性のある植物を食べたことによるものが多かった。

亜硝酸塩は「工業(yè)塩」と呼ばれる白色不透明の結(jié)晶體。ハムやベーコンなどに食品添加物として使用。毒性は比較的強(qiáng)く、0．3?0．5グラム摂取すると中毒癥狀を起こし、3グラムほどの摂取で死に至る。妊婦が摂取すると胎児に奇形などの影響が生じる可能性も高い。

中國(guó)ではこの工業(yè)用の塩である亜硝酸塩をレストランなどが間違って使用し、集団食中毒事件を引き起こすことも多い。そのため、衛(wèi)生部は食堂などの飲食業(yè)者に対し、工業(yè)用塩の購(gòu)入、使用を厳しく禁じるとともに、工事現(xiàn)場(chǎng)での工業(yè)用塩の管理徹底、食品添加物として使用する際も生産や流通の段階で厳しく管理するよう求めた。（翻訳?編集/岡田）