2011年9月7日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、中國製コーランが正規(guī)の認(rèn)可を受けずに、イラン市場(chǎng)に出回っているとのニュースを紹介した。

【その他の寫真】

「世界の偽物大國」中國。ありとあらゆる分野の偽物商品を製造し続けているのはよく知られるところだが、あまりにもヤバすぎる偽物商品を作っていたことが明らかとなった。2011年9月7日、RFI中國語版はイランに中國製の偽コーランが出回っていると報(bào)じた。しかも誤字脫字だらけだという。

中國の海賊版書籍自體は決して珍しいものではない。中には「村上春樹これ一冊(cè)」とか「ハリー?ポッター全巻詰め合わせセット」などの便利すぎる（？）海賊版もある。とはいえコーランといった信者にとって神聖な書物まで海賊版が作られたとあっては話は別だ。

もうコーランの著作権は切れているし海賊版も正規(guī)版もないだろうと思う方もいるかもしれないが、イランでは事情が異なる。同國にはコーランの出版?印刷管理機(jī)構(gòu)が存在し、無認(rèn)可での印刷を許していない。ところが近年、中國から密輸された海賊版コーランが出回り、悩みのタネとなっている。イランで印刷する場(chǎng)合には手続きと認(rèn)可費(fèi)用が必要となるため、海賊版ならばその分安くできる。

ただし、海賊版コーランの品質(zhì)は慘たんたるもの。誤字、脫字が少なくないのだとか。イランの宗教指導(dǎo)者、メディアは中國の海賊版コーランを強(qiáng)く批判している。（筆者：chinanews）

■中國在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運(yùn)営。ネットの流行から社會(huì)事情、事件、スポーツ、蕓能など中國関連のトピックを幅広く紹介している。