2011年9月12日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日報(bào)系の國際情報(bào)紙「環(huán)球時(shí)報(bào)」の軍事面擔(dān)當(dāng)編集者、馬?。ē蕞`?ジュン）氏は、軍に関する情報(bào)は一切が機(jī)密扱いされている中國だが、すでに外國メディアによって公開された情報(bào)まで頑なに機(jī)密扱いするのはナンセンスだと論じた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

「これは軍事機(jī)密ではないのか？」―。數(shù)日前、筆者は長崎県の佐世保港で「防衛(wèi)白書」を見ながら、驚いた。そこには自衛(wèi)隊(duì)基地の位置から部隊(duì)番號、連絡(luò)方法、武器の數(shù)や仕様まで事細(xì)かに書かれている。小さい頃から「軍に関することは一切が機(jī)密」だと教え込まれてきた筆者にとってそれはかなり衝撃的だった。これは日本人の機(jī)密保持意識が低すぎるのか？それとも、我々の考え方がすでに時(shí)代遅れなのか？

カナダの軍事専門誌「漢和防務(wù)評論」がしょっちゅうグーグルアースに映し出された我が軍の配備狀況を報(bào)じているだけではない。我が軍の基本情報(bào)はすでに多くの海外メディアによって公開されている。それなのにこうした「軍事機(jī)密」をいつまでも機(jī)密扱いするのはいささかナンセンスではないだろうか。

さらに決まりが悪いのは、中國メディアはわざわざ海外メディアを引用する形で我が軍に関する情報(bào)を報(bào)じているのに、中國の軍事企業(yè)が海外の國防展に參加すると、國內(nèi)向けより詳しい情報(bào)を外國人に明かしていることである。

英國のポーツマス海軍基地や橫須賀海軍基地では、軍艦の一般公開は當(dāng)たり前のイベントとなっている。沖縄に駐留する米海軍中尉によると、軍事基地は機(jī)密保持すべき部分だけ守り、あとは一般向けに公開した方が良いとのこと。その方が市民との距離が縮まり、國防教育にも役立つからだという。

國防の需要が増すにつれ、軍事費(fèi)問題に対する圧力も大きくなっている。我が國も「軍事情報(bào)は民衆(zhòng)とは無関係」という考えを捨て、國內(nèi)向けの軍事透明度を引き上げることで民衆(zhòng)の支持を取りつける必要があるのではないだろうか。（翻訳?編集/NN）