2011年9月13日、中國誌?瞭望新聞週刊は、中國の「第12次5カ年計畫（十二五）」（2011?2015年）の概要に、「一人っ子政策の基本國策を維持したまま、次第に改善を加えていく」と明記されていると伝えた。これについて同誌の記者が、中國人口學(xué)會常務(wù)副會長兼中國人民大學(xué)社會?人口學(xué)院學(xué)長の鋤[振武（ヂャイ?ジェンウー）教授を訪問しインタビューを行った。以下はその概要。

【その他の寫真】

■政策の調(diào)整時期

人口抑制政策の調(diào)整は、高齢化の速度を緩めることができるだけではなく、家庭構(gòu)成と男女人口の偏りを改善し、さらに人々の第2子出産願望を葉えることも可能になる。しかし、政策によりこれまでに得た成果が無駄にならぬよう、また急激な人口増加や人口構(gòu)成上の問題が起こらぬよう、時間をかけ、段階を経て調(diào)整を行う必要がある。

■中國の許容人口數(shù)

中國の人口は30年前と比べ、10億人から13億人へと飛躍的に増加した。しかし、食糧生産能力と土地利用率の向上により、政策実施前よりもその生活水準(zhǔn)はさらに向上した。同時に、石油?鋼鉄?化學(xué)肥料などを大量に消費するなど、環(huán)境に與える影響も大きくなっている。また、化學(xué)肥料の過剰使用による食品安全問題が発生するなど課題は多い。したがって人口増加を抑えることが、環(huán)境保全、経済発展のためにも重要となってくる。15億人をピークに徐々に下降するのが望ましい。

■20?50年後の人口構(gòu)成

40年後に高齢者の數(shù)が最高の4億人に達(dá)した後、高齢者人口は減少し、人口構(gòu)成は改善されると予想されている。さらに、経済発展とともに自然に人口が緩やかに減少すれば、中國の発展にとってより有益となるだろう。（翻訳?編集/AN）