アニメ映畫、なぜ日本は2Dが多く、歐米は3Dが主流なのか?―中國

Record China    2011年9月16日(金) 10時43分

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15日、「なぜ、日本のアニメ映畫は2Dが多く、米國は3Dが多いのか?」という中國ネットユーザーの疑問に対する回答が中國のQ&Aサイトに掲載された。寫真は8月、3Dアニメ映畫「スマーフ」が上映された山東省の映畫館。

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2011年9月15日、「なぜ、日本のアニメ映畫は2Dが多く、米國は3Dが多いのか?」という中國ネットユーザーの疑問に対する回答が中國のQ&Aサイト「知乎」に掲載された。以下はその內(nèi)容。

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米國で世界初のフル3DCGアニメーション映畫が作られたのは95年のクリスマス映畫「トイ?ストーリー1」。世界中が驚き、コンピュータアニメの魔力を思い知らされた。この時、ディズニーはまだ2Dの「ムーラン」(98年)を企畫している段階。ドリームワークスも最初で最後の2Dアニメ「プリンス?オブ?エジプト」の制作に苦戦していた。

ドリームワークスが3D映畫を初めて制作したのは「アンツ」の98年、ディズニーは2000年の「ダイナソー」だ。だが、ピクサーはこの時すでに3D作品で大ヒットを飛ばしていた。つまり、米國は2000年から完全に3D時代に突入したといえる。これと同時にディズニーのような手書きは急速に勢いを失っていった。

これが米國人のやり方なのである。新しいものが出來れば、古いものは何の躊躇もなくバッサリと切り捨てる。観客も制作側(cè)も同じ考え方だ。だが、日本は全く違う。3Dが幅を利かせることは決してない。日本人からすれば、「頭が非常に良い人が使うのがコンピュータ。私たちはそうではないので真面目に鉛筆を走らせるだけ」ということなのだ。

ここに2つの民族性の違いがある。米國人は開放的で新しもの好き。日本人は頑固で保守的だ。日本のアニメ人たちは鉛筆に対する愛が深い。どんな力もこの愛を揺り動かすことはできないのだ。日本では鉛筆こそがアニメのすべてなのである。(翻訳?編集/NN)

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