2011年9月14日、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは「中國は苦しむ歐州娘を救う白馬の王子ではない」と題した記事を掲載し、中國は債務(wù)問題に苦しむユーロ圏への支持を表明しているが、本當(dāng)にユーロ建て債券の購入を増やす証拠はないと報じた。環(huán)球時報（電子版）が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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一部報道によると、イタリアは財政問題に関して中國に救いの手を求めることを希望している。中國政府はこれまでに、財政問題に苦しむ國の國債を購入した実績があり、イタリア政府高官が中國の投資會社の責(zé)任者とイタリアの國債購入などについて話し合ったとされる。しかし、イタリアの前には、スペイン、ギリシャ、ハンガリーなどが中國に國債を購入してもらいたいと列をなしている。

中國政府は3兆1900億ドルにものぼる外貨準(zhǔn)備を持ち、今年上半期だけでも2470億ドルの投資を行った。もし中國が下半期にも同額程度の投資を行うならば、期限が到來するイタリア政府のすべての債務(wù)に充當(dāng)しても十分足りることになる。

ユーロ圏の債務(wù)問題への支持に関して、中國は何ら躊躇していないが、本當(dāng)にユーロ建て債権の購入を増やすという証拠はない。報道によると、中國は2010年、スペインの10年債を5億ドル分購入した。これは歐州への“信任の投票”とも言えるが、このことが與えたプラスの影響は一時的なものに過ぎなかった。昨年10月、中國はギリシャへの支援を約束した。しかし、たとえ中國がギリシャ國債を大量に購入したとしても、ギリシャ國債の現(xiàn)在の取引狀況から考えると、市場に與える影響は明らかではない。

つまり、中國がリスクの高いユーロ建て債券の持ち分を増やしたとしても何の意義もない可能性が高いということである。歐州諸國がリスクの高い債券を大量に売り出す方法では、恐らく現(xiàn)在の問題は解決できないだろう。

イタリア政府は中國からの支援を望んでいると思われるが、イタリア政府高官は13日、「中國に対して援助を求めたことはない」とこれまでの報道を否定した。ドイツなど周辺諸國がさらに一歩踏み込んでイタリアを支援する可能性はある。しかし、多くの支援を行う國自身が苦しむことになるのは明らかだ。（翻訳?編集/HA）