2011年9月11日、米紙USAトゥデイによると、米國企業(yè)が中國で北京や上海以外の都市へも販路を拡大している。15日付で環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

中國大都市に米國ブランドが浸透するにつれ、米國企業(yè)は小都市へ照準を合わせている。近年、中國政府が內(nèi)陸部の道路や橋などのインフラを整備したことにより、その吸引力が高まった。また、インターネットユーザーの激増により、大都市と同じように外國製品やサービスに觸れる機會が増えたため、小都市も世界的ブランド企業(yè)を引き付けるようになった。

ケンタッキーフライドチキンやピザハットを有する世界最大規(guī)模のファーストフードチェーンのヤム?ブランズやスターバックスなどの米國企業(yè)は積極的に中國小都市への業(yè)務拡大を進めている。例えば湖南省益陽市では、一般消費者にとって1杯のコーヒーやファーストフードが1日の給料の大半に匹敵する。

CLSA証券のアナリスト、アンディ?ロスマン氏によれば、これまで多くの外國企業(yè)は北京、上海、広州、深センに焦點を當ててきたが、これらの都市の人口は中國都市人口全體のわずか10％であり、拡大の第二段階として、大多數(shù)の中國人が生活する小都市に支店を広げるようになった。ロスマン氏の統(tǒng)計によると、人口100萬人以上の都市は米國にはわずか13カ所しかないのに対し、中國には150カ所あるという。

スターバックスの擔當者は、2015年までに中國での店舗數(shù)を1500店に広げるという目標に伴い、沿海部や省都のほかにも業(yè)務拡大することが鍵であるとしている。ウォルマートの店舗は中國120余りの都市にあるが、そのうち80％が大都市にはなく、ケンタッキーフライドチキンは中國700余りの都市に3400店近くを展開しているが、そのうちの30％が小都市にある。

中小都市の給料は急速に上昇しており、これは外國製品を買える消費者の數(shù)も増えているということを意味する。一部都市の収入がまだ毎日ファーストフードで食べることができないレベルだとしても、消費者は特別な集まりに利用したり、ファーストフードを食べることを一種の勵みにしたりする。これらの米國企業(yè)が地方都市に出店するということは、その都市が國際的企業(yè)の地図上に置かれるということで大きな意味を持つと、あるコンサルティング會社の責任者は指摘している。（翻訳?編集/中原）