2011年9月15日、米紙デトロイト?フリー?プレスは、生活コストの上昇やストレスなどが原因で、子供を欲しがらない若い中國(guó)人夫婦が増加していると報(bào)じた。16日付で環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

北京で服飾店を営む30代の周さんは、結(jié)婚してからすでに數(shù)年が経過(guò)している。中國(guó)の習(xí)慣からすると、結(jié)婚後1?2年ほどで子供を作り、春節(jié)（舊正月）に帰省した際に両親に顔見(jiàn)せするのが一般的だが、周さんにはまだ子供はいない。そのため、帰省する度に「子供は？」とせかされている。

子供を作らない理由として、周さんは食品の安全問(wèn)題やインフレによる生活コスト増、不動(dòng)産バブルなど、現(xiàn)在の中國(guó)の不安定要素を挙げ、「將來(lái)子供がどんな環(huán)境で育つのか不安だ。お金があればすべて解決できるんだろうがね」と話す。

子供を作らない夫婦が増加していることに関し、ある専門(mén)家は「中國(guó)の30年に及ぶ一人っ子政策は“人口の時(shí)限爆弾”だ」と評(píng)する。下がり続ける出生率と加速する高齢化によって、最も重要な財(cái)産である「人材」を消耗し盡くしてしまう可能性があるため、一人っ子政策を緩和すべきであると指摘する専門(mén)家もいる。

しかし、一人っ子政策の緩和は何の役にも立たないと記事は予測(cè)する。若い世代はより快適な生活に対するあこがれが強(qiáng)いだけでなく、経済や社會(huì)に対するストレスにより、「子供が親の老後を見(jiàn)るのは義務(wù)」というこれまでの中國(guó)社會(huì)の習(xí)慣を弱めているのが真の原因だからだという。

上海社會(huì)科學(xué)院が2000組の夫婦を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査によると、45％の夫婦が「2人目の子供は欲しくない」と回答した。その理由として、ミルク代や教育費(fèi)などにかかるコストが高過(guò)ぎることを挙げている。（翻訳?編集/HA）