2011年9月18日、中國公安部交通管理局からの情報によると、中國の自動車保有數(shù)が8月末までに初めて1億臺を突破し、米國の2億8500萬臺に次いで世界第2位となった。新華網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

経済発展と生活レベルの向上により、中國の自動車保有臺數(shù)は年々大きく増加している。自家用車の需要の急増により、2006年から2010年の4年間で中國の自動車保有臺數(shù)はほぼ2倍となった。

しかしながら、こうした自動車保有臺數(shù)の急激な増加により、各主要都市で自動車渋滯が深刻化し、燃料が不足するなど、多くの方面で中國がまだ自動車社會への移行準備が整っていないことが浮き彫りになった。

中國は人口が多い上に、石油などの資源に恵まれているとは言えないため、省エネルギーかつ環(huán)境にやさしい自動車社會を築いていかざるを得ないだろう。そのためには、米國のような大型自動車中心の社會ではなく、歐米および日本のような小型自動車中心の社會を目指す必要がある。また、電気や新エネルギーなどの代替エネルギーを利用した自動車の開発も、今後の自動車社會の発展、さらには市民生活およびエネルギー活用の安全性向上に欠かせないものとなるだろう。（翻訳?編集/AN）