2011年9月19日付の人民網(wǎng)によれば、経済成長にともなって中國人の生活は豊かなものになったが、それに応じて慢性疾患が急増していると米AP通信社が報じた。

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中國が貧困から脫卻したのはつい最近のこと。農(nóng)村人口が大部分を占めていた時代には肝炎や赤痢、マラリアといった病気が多く見られたが、不健康な食生活や依然として高い喫煙率、デスクワークの増加、自家用車の普及など短期間での生活スタイルの変化により心臓疾患や癌、呼吸器疾患が急増している。

世界保健機関（WHO）の調(diào)べでは、2008年の時點で中國の死亡者総數(shù)の80％以上が慢性疾患によるものと指摘しており、呼吸器疾患と肺気腫による死亡率は米國の2倍にも上るという。食生活における塩分過多も大きな問題となっており、中國人の平均摂取量はWHOの推奨する摂取量の2倍に達すると指摘されている。

慢性疾患の急増は醫(yī)療システムが不十分なことも背景となっている。國の醫(yī)療保険制度は十分行き屆いておらず、重篤な病気にかかっても経済的なサポートが得られず、多くの人は「重い慢性疾患が家財をつぶす」と考えているという。（翻訳?編集/岡田）