中國の都市と農(nóng)村の貧富差は世界最大=都市部重視の経済?社會政策に原因―中國誌

Record China    2011年9月21日(水) 20時6分

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20日、中國社會科學(xué)院都市発展および環(huán)境研究所が発表した報告書「中國都市発展報告No.4―市民生活」によると、中國の都市部と農(nóng)村部の貧富差が3.23対1という數(shù)値となり、世界最大となった。寫真は吉林省の農(nóng)村。

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2011年9月20日、中國社會科學(xué)院都市発展および環(huán)境研究所が発表した報告書「中國都市発展報告No.4―市民生活」によると、中國の都市部と農(nóng)村部の貧富差が3.23対1という數(shù)値となり、世界最大となった。中國経済周刊が伝えた。

その他の寫真

國際労働機関によると、米國、英國などの歐米諸國の都市部と農(nóng)村部の貧富差は約1.5対1で、ほとんどの國で1.6対1以下となっている。2対1を越えている國は中國を含めわずか3カ國に止まっている。

中國の貧富の差がこれほどまでに大きくなった背景には、1978年に始められた改革開放政策で都市部の経済が飛躍的に発展したことがまず挙げられる。また、戸籍制度により農(nóng)村出身の人々の都市での就労に制限があることも大きい。更に、都市人口は全體の50%にも満たないにも関わらず、固定資産への投資活動の87%が都市部に集中しており、投資機會の不平等が存在していることなども挙げられる。

しかしながら、政府の農(nóng)村部に対する各種補助金、免稅、就労支援などの支援政策により、農(nóng)村部の給與水準(zhǔn)は飛躍的に向上し、2009年から2010年にかけ、貧富差も若干縮まってきている。今後も政策が功をなし、緩やかながらもその差が縮小されることが期待される。(翻訳?編集/AN)

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