2011年9月20日、新華網(wǎng)によれば、武漢で完成した中國(guó)の改良型潛水艦（SS）「新元」は、その船體の巨大さから、対艦弾道ミサイル（ASBM）「DF?21D（東風(fēng)?21D）」の搭載が可能ではないかと、カナダの軍事誌「漢和防務(wù)評(píng)論」（KANWA DEFENSE REVIEW）9月號(hào)が報(bào)じた。

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記事は「新元」について、「その用途はさらに考察する余地がある」としながらも、2010年12月に撮影された衛(wèi)星寫真を分析すると、2隻目の「元」級(jí)ディーゼル潛水艦が全長(zhǎng)66．33メートルなのに対し、「新元」は87．27メートルで、船幅も6．32メートルに対し、「新元」は7．78メートルときわめて巨大であるとしている。

「新元」は中國(guó)海軍が所有する弾道ミサイル発射実験用の「ゴルフ」級(jí)潛水艦を上まわる大きさで、老朽化がすすむ「ゴルフ」級(jí)に代わるミサイル発射実験用潛水艦となるのではないかと推測(cè)される。潛水艦発射弾道ミサイル「JL?1」や「JL?2」、さらには「JL?3」が搭載される可能性も指摘されている。

しかし、「DF-21D」の搭載に関しては、海上から弾道ミサイルを発射することで座標(biāo)の精度が大幅に落ちるため、仮に核弾頭型の潛水艦発射大陸間ミサイルであったとしても、地上配備型の大陸間弾道ミサイルより命中率は大きく下回る。そのため、DF-21Dで空母を標(biāo)的にした場(chǎng)合、命中率はさらに下がることになる、と記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）