中國で特権階級用の「有機農(nóng)場」の存在が明らかに!庶民は毒食品を食べているのに…―米紙

Record China    2011年9月22日(木) 7時13分

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20日、米紙は「食の安全」が取り沙汰されている中國で、ごく一部の特権階級向けに安全な野菜を作る有機栽培農(nóng)園が極秘に存在していると報じた。寫真は上海の有機栽培農(nóng)園。

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2011年9月20日、米紙ロサンゼルス?タイムズは、「食の安全」が取り沙汰されている中國で、ごく一部の特権階級向けに安全な野菜を作る有機栽培農(nóng)園が極秘に存在していると報じた。シンガポール華字紙?聯(lián)合早報が伝えた。

その他の寫真

北京市郊外に高さ2メートルほどの柵で覆われた農(nóng)場がある。頑丈なゲートが設(shè)けられ、警備員が常駐し、出入りする車両も厳重にチェックされる。すぐ前に居を構(gòu)えるお年寄りですら、「1度も中に入ったことがない」という。実はこの農(nóng)場は政府機関専用の有機栽培農(nóng)園で、収穫された野菜が一般向けに販売されることはない。洗わなくても大丈夫なほど安全な野菜が作られているが、食べられるのは政府高官や國営企業(yè)、外交官やインターナショナルスクールの生徒といった一部の特権階級の人たちだ。

一方、庶民の食卓に上る食べ物はどうか。様々な汚染にまみれ、食べれば食べるほど健康が失われるという有様。違法薬物の「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」やブタ肉を牛肉に見せかけるための複合食品添加物「牛肉膏」、成長促進剤まみれの養(yǎng)殖魚、農(nóng)薬漬けの野菜などいわゆる「毒食品」だらけである。2008年のメラミン入り粉ミルク事件では6人の乳幼児が死亡、30萬人以上が健康被害に遭った。

こうした農(nóng)園の存在が明らかになったのは、當(dāng)局に対する批判的な報道で知られる広州紙「南方週末」のスクープによるもの。だが、同紙はすぐに中央宣伝部から追加取材の禁止と記事の削除が命じられている。(翻訳?編集/岡田)

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