2011年9月19日、米國のニュース専門放送局CNBCは、チャイナ?マーケット?リサーチ?グループの創(chuàng)設(shè)者ショーン?レイン會長の「中國はなぜ?xì)W州の苦境に手を差し伸ばすべきでないのか」と題した文章を紹介した。20日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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筆者は、様々な會議に參加する度に、いつも「中國は歐州の財政危機に手を差し伸べるのだろうか？」と聞かれる。さらに「中國はイタリア國債を購入して市場の安定を図るつもりだ」などという噂も聞く。

一部のアナリストは「中國がイタリア國債を購入して、責(zé)任ある利害関係者の態(tài)度を示すべきだ」と主張する。何故ならば、歐州危機が拡大すれば、リーマン?ショックに続く第2の世界的経済危機に陥る可能性が高いだけでなく、中國最大の輸出先である歐州が落ち込めば、中國の利益にも直接的に影響するからである。

しかし、中國に歐州を救うだけの能力があるかどうかは疑わしい。中國の政府高官は、歐州はパートナーだと話すが、具體的な救済措置については何も示していない。國內(nèi)ではインフレが進み、地方政府の不良債権が積み上がっている。こうした內(nèi)部からの圧力が選択肢を狹め、債券購入に対する態(tài)度を慎重にさせている。

また、中國國內(nèi)では「発展途上國である中國が先進國であるイタリアを援助しなければならない理由が分からない」との聲が多く聞かれる。しかも、イタリアの國民1人あたりのGDPは中國の3倍以上ある。ドイツなどが國內(nèi)の反対を押し切れず、隣國を救えないのであれば、中國にとって援助は更に難しくならざるを得ない。

中國は、債券よりも製品やエネルギーを購入する可能性が高い。これは短期的には歐州の助けにはならないが、長期的に見れば、歐州の企業(yè)にとっては中國市場を開拓することにもつながる。例えば、中國のドイツに対する貿(mào)易赤字の存在は、ドイツが中國の必要なものをより多く生産しているからである。一方、米國の中國に対する貿(mào)易赤字は、米國が中國の本當(dāng)に必要なものを安全やリスクを口実に輸出禁止していることにも因る。

中國は自身の內(nèi)部利益に注目すると同時に、利害関係者として世界レベルの問題についても手を差し伸べる可能性がある。ただし、中國は歐州各國の債券の購入が長期的な解決につながらないことを理解している。イタリア國債の購入は、歐州の危機を救えず、危機を數(shù)カ月遅らせるだけに過ぎない可能性が高い。歐州を救えるのは、歐州だけである。

歐米各國は、経済改革を通じて中國が好むものを生産?輸出し、それにより就業(yè)機會を増やし、國民の自信を回復(fù)させるべきで、中國の援助が効果を上げるなどと夢を見ている場合ではない。（翻訳?編集/HA）