2011年9月26日、中國では高速鉄道“大躍進(jìn)”の後遺癥で資金不足が深刻となり、地方の建設(shè)プロジェクトが軒並み中止に追い込まれている。中國経済網(wǎng)が伝えた。

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中國鉄道部によると、今年1?8月の鉄道関連の基本建設(shè)投資は前年同期比11．1％減。2月に劉志軍（リウ?ジージュン）前鉄道相が失腳してから、鉄道建設(shè)プロジェクトが各地で次々と頓挫。7月に溫州で起きた追突?脫線事故が“緊急ブレーキ”となり、同月からついにマイナス成長時代に突入した。

とんだとばっちりを受けているのが地方政府だ?！按筌S進(jìn)”時代は鉄道部に散々頭を下げてプロジェクトを誘致。鉄道部もかなり大きな口を叩いていた。地方政府が建設(shè)費(fèi)用の何割かを負(fù)擔(dān)すれば、中央から予算が下りると言われていたのに、鉄道関連の予算が大幅に削減された今、すっかり當(dāng)てが外れた形となった。

さらに悲慘なのは途中まで建設(shè)が進(jìn)んでいたプロジェクト。巨額の資金を投じてせっかく作ったものを取り壊さなければならない。しかも、取り壊しの費(fèi)用は地方政府が全額負(fù)擔(dān)する羽目になってしまった。こうした地方政府による「尻拭い」はこれからもしばらくは続きそうだ。（翻訳?編集/NN）