2018年1月18日、韓國(guó)?スポーツソウルによると、平昌五輪で女子アイスホッケーの「南北合同チーム」を結(jié)成することについて、韓國(guó)內(nèi)で反対世論が広がっている。文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が自ら説得を試みるも、韓國(guó)國(guó)民は相変わらず冷たい反応を示しており、この問題に外國(guó)メディアまでが高い関心を寄せているという。

文大統(tǒng)領(lǐng)は17日、女子アイスホッケー韓國(guó)代表選手らと晝食會(huì)を開くため、忠清北道にある五輪選手村を訪問した。その目的は世論調(diào)査で約80％が反対した女子アイスホッケーの「南北合同チーム」結(jié)成計(jì)畫を推し進(jìn)めたことについて自ら説明するため。前日には女子アイスホッケー韓國(guó)代表を率いるカナダ人監(jiān)督が「ニュースで聞いて衝撃を受けた。組織力に問題が生じる可能性があり、韓國(guó)人選手にダメージが及ぶ」と話し、さらに波紋が広がっていた。

文大統(tǒng)領(lǐng)は韓國(guó)代表選手らに対し「合同チームを作って戦力が高まるとは考えていない。むしろチームワークを育むのにさらなる努力が必要かもしれない。しかし、南北が1つのチームを作って競(jìng)技すること自體が歴史の名場(chǎng)面となり、國(guó)民と世界の人たちがその姿に感動(dòng)するだろう」などと述べ、終始、南北合同チーム実現(xiàn)への強(qiáng)い意欲を示したという。

しかし、韓國(guó)の世論は相変わらず冷たい反応を示しており、ネット上では南北合同チームに反対する聲が圧倒的に優(yōu)勢(shì)。大統(tǒng)領(lǐng)府には合同チーム結(jié)成に反対する請(qǐng)願(yuàn)が寄せられ、多くの賛同を集めているという。

さらに、同問題は海外にまで広がっている。韓國(guó)と大會(huì)初戦で対戦するスイスは合同チーム結(jié)成について「世界の政治的な側(cè)面では肯定的だが、スポーツの観點(diǎn)では賛成できない。もし南北合同チームに限って増員を認(rèn)めるなら公正でなく、競(jìng)爭(zhēng)を歪曲（わいきょく）し得る」とし、反対の立場(chǎng)を示した。1次リーグ最終戦で韓國(guó)と対戦する日本も同問題について否定的と報(bào)じられている。

メディアも同問題を扱っている。11日に女子アイスホッケーの「南北合同チーム」結(jié)成計(jì)畫のニュースをどこよりも早く伝えた「インサイド?ザ?ゲームズ」は17日、合同チームのエントリー拡大が「特別扱い」であることを指摘。ロイター通信も「合同チーム推進(jìn)に韓國(guó)は冷たい反応」と題する記事で、合同チームに懐疑的な目を向ける韓國(guó)世論の雰囲気を伝えた。

この報(bào)道に寄せられた韓國(guó)ネットユーザーの意見は、やはり合同チームに反対するものが多い。中でも「口では『國(guó)民の意見を聞く』と言っているけど、実際は意地っ張りで融通がきかない」「選手たちの汗と努力を自分のショーのために簡(jiǎn)単に無(wú)駄にする人」「大統(tǒng)領(lǐng)のしていることは説得ではなく脅迫だ」「いつから五輪が政治的道具になったの？実現(xiàn)不可能なことばかり話す大統(tǒng)領(lǐng)は偽善者」「五輪を利用した政治ショー」など文大統(tǒng)領(lǐng)への批判的な聲が多數(shù)を占めた。さらに「韓國(guó)國(guó)民はまたろうそくを掲げなければならないのか？」「今回のことについて、韓國(guó)國(guó)民は必ず大統(tǒng)領(lǐng)の責(zé)任を追及する」などと弾劾運(yùn)動(dòng)を示唆するコメントも。

一方で、少數(shù)ではあるが「韓國(guó)國(guó)民の願(yuàn)いは統(tǒng)一。みんなで応援しよう」「韓國(guó)政府は北朝鮮のエリート選手を呼ぶために努力しているし、外國(guó)人はむしろ合同チームに興味津々。メディアに振り回されてはいけない」など合同チームに好意的な意見も見られた。（翻訳?編集/堂本）