2018年1月19日、平昌冬季五輪への北朝鮮の參加をめぐり、韓國政府がアイスホッケー女子の南北合同チーム結(jié)成を推進(jìn)していることに対し、韓國內(nèi)で20?30代の若者層が強(qiáng)く反発している。文在寅政権にとって若者層の反発は想定外。政権の支持層とも重なるだけに戸惑いを隠し切れない様子だ。

朝鮮日?qǐng)?bào)によると、世論調(diào)査機(jī)関「韓國ギャロップ」が9?11日に行った調(diào)査では、文大統(tǒng)領(lǐng)の國政運(yùn)営について「よくやっている」との答えが20代で81%、30代では89%に達(dá)した。全體の支持率（73%）を大きく上回る數(shù)字だ。

そのため、今回の南北合意も20?30代が積極的に支持するものと政権側(cè)は期待していたが、南北合同チーム結(jié)成に関しては20?30代の反対が約82%で、全世代の中で反対の割合が最も高かった。政権が全く予想していなかった結(jié)果だった。

若者に人気のあるインターネットの各種掲示板には、政府への非難の聲が殺到。文大統(tǒng)領(lǐng)の熱心な支持者だという20代のネットユーザーは「統(tǒng)一チームの結(jié)成は公正でも正當(dāng)でもない」と書き込んだ。別のネットユーザーは「いったいなぜ北朝鮮と統(tǒng)一チームを結(jié)成するのか。延坪島砲撃や哨戒艦『天安』爆沈の件で謝罪すらしてないではないか」と憤った。

ソウル大など主要大學(xué)の掲示板にも「腹が立って、ろうそくを持ちたい（反対集會(huì)を開きたい）気分だ」「どう考えても韓國側(cè)が得することなど何もないのに、なぜ若い選手たちに犠牲を強(qiáng)いるのか」などとの不満が噴出しているという。

こうした若者層の反応について、同紙は「韓國の20?30代は過去最悪の就職難と受験戦爭を経験し、常に競爭に追い立てられてきた。理念よりも不公正さや権力の橫暴に強(qiáng)く反応する」と指摘。高麗大學(xué)統(tǒng)一外交學(xué)科の南成旭教授の「哨戒艦爆沈や延坪島砲撃、軍事境界線付近での木箱地雷事件など北朝鮮の挑発を目の當(dāng)たりにして育った20?30代は、北朝鮮に期待するという幻想を抱いていない」「今回の政府の決定は実利もなければ公正性?合理性もないと考えて怒っている」との見方を紹介している。

これに対し、與黨「共に民主黨」の関係者は「若者層が（保守政権の）10年間でまともな統(tǒng)一教育を受けられず、韓半島旗（統(tǒng)一旗）や南北合同チームの意味をよく分かっていないようだ」と反発。朝鮮日?qǐng)?bào)は「1980年代に大學(xué)生活を送っていたような政権中樞部が南北問題を十?dāng)?shù)年前の視點(diǎn)で捉えていることに疑問を呈する聲もある。20?30代の北朝鮮観は昔の世代とは完全に異なっているのに、文政権の中心メンバーたちは依然として80?90年代の思考回路で止まっているというわけだ」と皮肉っている。（編集/日向）