冬季アジア大會の表彰式で「領土問題」が発生???―吉林省長春市

Record China    2007年2月2日(金) 20時34分

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長春市で開催されている冬季アジア大會の表彰式で、選手たちが観客を驚かせるような行為に出た。なんと「白頭山は韓國の領土」と書かれた紙を掲げ、大會の友好的な雰囲気をぶちこわしにしてしまったのだ。

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2007年1月31日、吉林省長春市で開催されている、第6回冬季アジア大會女子3000mショートトラックの表彰式で、韓國代表団の選手が突然A4版の紙を7枚掲げた。そこには「白頭山は韓國の領土」と書かれていた。

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周囲をびっくりさせたこの行動をとったのは、銀メダルを獲得した韓國代表団の陳善有、鄭恩珠、田枝洙などの5人選手。彼女たちのこの突発的な行為により、客席に座っていた韓國オリンピック委員會の金正吉主席は非常に具合が悪くなったが、韓國の応援団は歓呼して太極旗を高く揚げて振り続けた。

白頭山は、中國で長白山と呼ばれる標高2744mの火山で、中國の吉林省と北朝鮮の両江道の國境地帯に位置する。マスコミの取材に対しある韓國人選手は、大會で配られた宣伝資料に「長白山は中國の領土」と書かれていたと話した。そして大會中、試合の判定について中國に対し不満が殘ったため、表彰式でこのパフォーマンスを行い自分らの意見を表現(xiàn)したかったと語った。

翌2月1日、中國外交部が韓國大使館に対し「中?韓の間には領土をめぐる爭いは存在しない。韓國関係者らの行為は中國人民の感情を傷つけ、オリンピック精神とアジアオリンピック評議會(OCA)の規(guī)定に違反したもの」と抗議した。そして事件の調(diào)査と適切な措置、そして類似事件の再発防止を求めた。

このニュースは中國本土での報道は禁止されている。しかし長春市民は皆知っていた。長春のあるホテルの経営者は、今回選手に安全かつ快適な住環(huán)境とおいしい食事を提供するために、ホテルの職員が24時間態(tài)勢で働いているというのに、このような非友好的な行為に対して怒りを感じる、と話している。

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