2011年10月5日、米ラジオ放送ボイス?オブ?アメリカ（VOA）中國語版サイトによると、中國の中産階級の購買力が高くなっていることがある調(diào)査で分かった。生活に不可欠でない分野への出費意欲が高まっており、購買力の向上は中國の経済モデル転換に重要な要素となりつつあるという。

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香港貿(mào)易発展局が北京や上海など8大都市において中産階級に屬する1600人を?qū)澫螭苏{(diào)査を行ったところ、約80％が「3年前よりも外食や美容、ヘルスケア、旅行などに出費する意欲が高くなった」と回答。また、44％の人が「3年前と比べて日常的に外食するようになった」としている。55％が美容院の會員となっているほか、40％の人が海外（香港を含む）へ旅行に行く機會が増えたと答えた。國內(nèi)を含めると平均して年2?3回は旅行に行っているという。

米ワシントン?ブルッキングス研究所ジョン?L?ソーントン中國センターの李成（リー?チョン）博士は、「中國の中産階級の急速な成長は中國経済のみならず、世界経済の成長を促している」と指摘。さらに、中國の経済モデルを輸出型から國內(nèi)消費型に転換させる重要な存在となりつつあり、中國経済が継続的に発展していくのにも不可欠な存在だと話した。

しかしその一方で、「中國の経済成長は環(huán)境保護をおろそかにしてはならない」とし、中國政府は未來を代償にして今日の発展を得るようなことをすべきではないとした?！敢患窑?臺の自家用車を」といった20世紀的な思考で消費を見るのではなく、未來を見據(jù)えた消費を考えていく必要があると話している。なお、中國社會科學院の調(diào)べでは、09年時點で中國の中産階級は2億4300萬人。全人口の23％を占める。（翻訳?編集/岡田）