拡大
9月30日、北京中國(guó)人民大學(xué)政治學(xué)科の張鳴教授は「ペットとしての子供」と題した記事を中國(guó)のブログサイトに掲載した。中國(guó)では「一人っ子政策」の影響で子供を過(guò)度にかわいがる傾向が見(jiàn)られるが、張教授は親のエゴと指摘する。
(1 / 4 枚)
2011年9月30日、中國(guó)人民大學(xué)政治學(xué)科の張鳴(ジャン?ミン)教授は「ペットとしての子供」と題した記事をブログサイト?網(wǎng)易博客に掲載した。中國(guó)では一人っ子政策の影響で子供を過(guò)度にかわいがり、親が子供のために何でもする、親が子離れできない狀況が見(jiàn)られるという。以下はその概要。
昨今の中國(guó)では子供を過(guò)度に溺愛(ài)する傾向が強(qiáng)まっている。このような親は子供をいつまでも自分の手元に置き、子供のためならば就職先を世話してやったり、結(jié)婚相手を見(jiàn)つけたり、家まで購(gòu)入する。子供の成績(jī)が悪くても、良い大學(xué)に入れなくても、あるいは大學(xué)に入れなくても気にしない。子供の將來(lái)には無(wú)関心で、ただ、子供が自分のそばで平穏に暮らしていればそれで満足なのだ。
このような親たちにとって、子離れは最大の苦しみだ。もし、成長(zhǎng)した子供が両親から離れようとすれば、彼らは泣きわめき、子供を親不孝者と厳しく責(zé)める。昨今の國(guó)學(xué)ブームによって、このような両親たちはさらに新しい武器を手にしたとばかりに、「孔子曰く『父母在、不遠(yuǎn)遊』(子曰く、父母在せば(いませば)遠(yuǎn)く遊ばず)」と言って子供を縛り付ける。
子供を心のよりどころとする親にとって、“子育て”というものはある意味合いでは“ペットを飼う”ことと同義化してしまっている。親が子に安らぎを求めるあまり、過(guò)度にスポイルする。しかし親亡き後、甘やかされた子供はどうしたらよいのだろうか?親があらかじめ全てを準(zhǔn)備しておいたとしても、不意の事態(tài)があったら、そんなふうに育てられた子供たちはそれに対応できるだろうか?當(dāng)然、親たちはそんなに先のことまでは考えていないだろう。親が大事にしているのは、いま目の前の、自分の安らぎでしかない。
一見(jiàn)、子供のためを思う愛(ài)情に富んだ親のようでも、実はエゴイストである。彼らは子供の人生をさらに素晴らしいものにするためではなく、自分の存在意義、自分自身のために子供を溺愛(ài)しているのだ。(翻訳?編集/若林亜希)
Record China
2011/9/20
Record China
2011/9/13
Record China
2011/8/4
Record China
2011/7/9
Record China
2011/5/30
ピックアップ
we`re
RecordChina
この記事のコメントを見(jiàn)る